文青

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最近台湾の若者文化を代表するもののひとつに「文青」というのがあります。

イメージとしてはちょっとクラシカルなスタイルという感じでしょうか。

個人的なイメージでは丸メガネに個性的でクラシカルなスタイルが文青という感じです。

美大にいそうなタイプといえば、イメージが分かるでしょうか。

 

某サイトでは、文青の定義について叩き台として次のものがマスト要素として紹介されていました。個人的には大体このような雰囲気に染まっていて、apple製品愛用者であれば文青かなという感じです。

 

聴くもの:マイナー曲

買うもの:アンティーク調のもの

掛けるもの:シンプルフレームのメガネ

読むもの:村上春樹

見るもの:映画祭の芸術的な作品

書くもの:謎のようないたずら書き(他人には分からず、自分だけが読める)

履くもの:converseとスキニーパンツ(そして大きくないTシャツとサンダル)

持つもの:一眼レフカメラ、フィルムカメラ、ポラロイドカメラ

飲むもの:ブラックコーヒー

あるもの:メランコリック要素

什麼是文青? @ 親愛的靈魂 :: 痞客邦 ::

 

台湾人に聞くと、文青は「文藝青年」(文学青年)という答えが返ってくるのですが、確固としたものではなく、かなり曖昧な概念のようで、みんな勝手に使われているとまで言われます。

 

日本の紹介記事を見ると、2011年に「文青相機」というアプリが流行ったことから文青スタイルが広まったとしています。

台湾版wikipediaを見ると、1990年代を境にネット上で流行語となり、その定義も次第に曖昧になり、ファッションや生活スタイル、性格などが他の人とは違うということを言い表す代名詞として使われているようです。

ちなみに文青については世間・流行の流れに乗らず、人とは違ったセンスを表現している青年と説明されています。

文藝青年 - 維基百科,自由的百科全書

 

先にも説明したように実は非常にあいまいなイメージで、文青を的確に表現するのはなかなか難しいのですが、若者が集まる場所に文青好みの雑貨などを扱うショップがあったり、観光地に個性的なゲストハウスが流行ったりするなど、文青は台湾の若者文化を表す重要なキーワードとなっています。