ミニトマトは野菜か、果物か

ミニトマトは野菜か、果物か

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そう問われた時に恐らくほとんどの人が「野菜」と答えるのではないでしょうか。

 

しかし台湾では事情が異なり、ミニトマトは果物と認識している人が結構います。

*両方と答える人もそこそこいます。

実際に宴席の最後に出るフルーツ盛の中にミニトマトがかなりの確率でお目見えします。

 

学問的には草(寿命が1年以内の植物)の食物が野菜、木の実が果物という分け方ですが、日本人の価値観では、しっかりと甘みを感じられる植物の実が果物、そうでないものは野菜という認識だと思います。

特にトマトは酸味もあるので、なかなかフルーツというイメージが湧きにくいのかもしれません

一方で台湾人の思考システムとしては少しでも甘みを感じられれば、果物と認識するようです。

 

このように日台間でも、味覚の違いは隠然と存在しています。

台湾に日本式ラーメンの店舗が増え始めていますが、オリジナルのテイストが受け入れられ始めたのは最近のこと。

文化的な違いは近いとはいえ、意外とその隔たりは身近なところにもあるのです。