台湾人から見た日本人

・仕事ができない

・モチベーションが低い

 

これは台湾にある日本法人で働く台湾人から漏れ聞いた日本人の評価です。

おそらく台湾駐在を閑職として見ている企業なのではないかと思いますが、親日国家といわれる台湾でも、ビジネスの現場では、日本人の同僚は結構厳しい評価が飛び交います。

 

・仕事や要求が細かすぎる

・完成度の要求が高すぎる

・普通に面倒くさい

 

台湾人から見ると、大勢に影響しない細かい部分まで100%の完成度を求めるのはムダではないか、むしろ大勢に影響しない程度で目標が達成できればそれで十分ではないかという発想のようです。

このような考え方の違いにクレームの扱い方や信用の置きどころに違いがあるのではないかと思います。

 

日本人的な発想では、事前に問題をすべて洗い出し、それをクリアすることで、クレームの芽を摘み、その完成度の高さで信用を得るという思考体系だと思いますが、一方で台湾人は問題は出るものだから、問題やクレームが出たらその都度解決すればよし、お客様も完璧なクオリティよりも安く手に入ればそれで満足するという思考が強いように思います。

 

面倒くさいことが嫌いで、手軽さを求める台湾人にとって、いろいろと細かい日本人はとかく面倒くさい存在のようです。