トイレから見える世界
台湾でトイレに入ると、時たまシャワー付きの便器にお目にかかります。
浴室がシャワールームとトイレが一緒になっている間取りも多いので、その流れかとも思うのですが、明らかなトイレ専用の個室にシャワーがついていることもあるので、どうもそうではなさそう。
いろいろ聞いてみたところでは、台湾でよく見かける東南アジアから来た人たちのために設置しているのだとか。
東南アジアでは、ウオシュレットならぬシャワーでお尻をきれいにする習慣があるそうです。
台湾では、工場労働者の他に介護人材としても東南アジアからの人材を受け入れています。
週末になると、台北駅のコンコースが東南アジア労働者の集う場として様変わりするほどの数を受け入れています。
また就学目的で在台する若者もいて、語学学校によっては上級クラスは東南アジア出身者でほとんど占められてしまうところもあるようです。
出稼ぎなどの一面もありますが、華僑ネットワークの中で移動している面もあるようです。